「朝の用意をしてほしいのに、周りのおもちゃが気になってしまう」
「座って取り組んでほしいけれど、すぐに他のものに目がいってしまう」
「何度声をかけても、なかなかやるべきことが進まない……」
子どもが目の前のことに集中できないとき、つい「ちゃんとして」「集中して」と声をかけたくなりますよね。
でも、もしかすると子ども自身の問題ではなく、周りの環境が集中しにくい状態になっているのかもしれません。
【本記事の内容】
- <「集中して!」と言う前に、環境を見直す>
- <実際の保育でも活用しています>
- <パーテーションは手作りでもOK!>
- <段ボールで簡単パーテーション>
- <こんな場面にもおすすめ>
- <「できない」ではなく「できる環境」を作る>
<「集中して!」と言う前に、環境を見直す>
子どもにとって、周りにあるものは大人が思っている以上に気になるもの。
・おもちゃが見える
・友達が動いている
・人が行き来している
こうしたものが視界に入ると、目の前の活動から注意がそれてしまうことがあります。
そこで活用したいのが、パーテーションです。
パーテーションで周囲を少し区切ることで、視界に入る刺激を減らし、目の前の「今やること」に意識を向けやすくします。

<実際の保育でも活用しています>
私が保育の中で関わっている子どもにも、パーテーションを使うことで変化が見られたことがあります。
例えば、朝の登園後。
「荷物を片付ける」「身支度をする」など、やることはいくつかあります。
でも、周りにおもちゃや友達がいると、そちらが気になってしまい、なかなか朝の用意が進まないこともあります。
そこでパーテーションを使い、視界に入るものを少なくしてみました。
すると、周りの刺激が少なくなったことで、目の前の朝の用意に意識を向けやすくなり、自分でやるべきことに取り組める姿が見られました。
「集中して!」と何度も声をかけるよりも、まずは集中しやすい環境を作る。
環境を少し変えるだけで、子どもの「できた!」につながることがあります。
<パーテーションは手作りでもOK!>
「パーテーションって、わざわざ買わないといけないの?」
そんなことはありません。
身近な材料で、簡単に作ることもできます。
<段ボールで簡単パーテーション>
大きめの段ボールを開いて、机の左右や正面に立てるだけでも十分。
必要な大きさに合わせて調整できますし、使わないときは折りたたんで収納できます。
まずは家にある段ボールで試してみるのもおすすめです。
※倒れたり、角でけがをしたりしないよう、安全面には十分注意してください。
<こんな場面にもおすすめ>
パーテーションは、机に向かって何かをするときだけでなく、いろいろな場面で活用できます。
・朝の身支度
・着替え
・お絵描きや製作
・パズル
・絵本を見る時間
・宿題やワーク
・一人で落ち着いて遊びたいとき
もちろん、すべての子どもにパーテーションが合うわけではありません。
大切なのは、その子にとって何が気になっているのかを考えること。
「集中できないから、もっと声をかけよう」ではなく、
「周りの刺激が多すぎないかな?」
「目の前のことに取り組みやすい環境になっているかな?」
と考えてみることも大切です。
家庭でも使いやすい、おすすめのパーテーションはこちら👇
<「できない」ではなく「できる環境」を作る>
子どもがなかなかやるべきことに取り組めないとき、本人の頑張りだけに目を向けるのではなく、環境を変えることで力を発揮しやすくなることがあります。
パーテーションは、そのための方法の一つ。
まずは大がかりなものを用意するのではなく、段ボールなど身近なものを使って、視界に入る刺激を少し減らしてみる。
「集中して!」と声をかける前に、集中しやすい環境を作る。
そんな視点で子どもを見てみると、新しい「できた!」が見つかるかもしれません😊
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪





